パリのはじっこ

パリのはじっこ在住coco、仏人夫と2016年生まれの息子との毎日。美味しい物を食べて丁寧に暮らし、     出来るだけポジティブに!

出産後の体


今更ながらではありますが、出産後の体の変化など。

過去記事を読んだ方はご存知だと思いますが、妊娠中はとにかくトラブル
だらけでした。出産後はあの辛さが嘘のように消え、その事もluluに指摘
されるまで気がつかなかったぐらい"いつもの"自分に戻っていました。

ただ、1つ。1ヶ月間ほど本当に苦労したのが足のむくみ。
おもには膝下からつま先までですが象の様にぶくぶくに膨れ上がり、
足首までのブーツも履けないほど。恥ずかしくてサンダルも履けず、
暫くはスニーカーにチノパンばかりの日々。

そんな時に役にたったのが妊娠後期に産科で処方されたサポーター
です。色はファーマシーで好きなのを選べます。(もちろん保険で
賄える為お支払い不要でした)
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治りは早かったわけではありませんが、これのお陰で足は随分と楽
でした。これもいつの間にか自然と治っていきましたが本当に辛い
日々でした

産前も産後も抜け毛の苦労は今のところありません。ありがたい事
です!

一番の問題はお腹。
もともとお腹ぽっこりと出ておりましたが、特に運動をしなくても4ヶ月
後にはすっきり体重も落ちてもとのぽっこり具合に。ぺたんこになる
のを夢見ていましたがそれは無理ですよねー。ちょっと運動してみよ
かと思いつつ今に至ります。

気になる事がひとつあります。
妊娠中に出来たお腹の正中線や両脇の黒ずみがまだ薄っすらと
残っていますがこれらはちゃんと消えてくれるのでしょうかね?
経産婦の皆様、どのくらいで消えました??

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退院時の処方箋-maman編

退院時、母親向けに処方される薬です。
(写真はネットより拝借)

まず出産時に母乳で育てるか、ミルクで育てるかを聞かれますが
ミルクと答えると母乳を止める薬も処方されるそうです。
(仏における母乳育児の話はまたいずれ)
私は母乳育児を目指すので処方されていない為、不確かな情報です
が。。。

鉄剤
出産後の鉄不足を補う為、1ヶ月間摂取します。
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膣用の薬
付属のスティックに薬を入れて自分で注入します。
退院後(出産4日後)より1週間使用。膣内の回復を助ける目的で
すが余った分は出産後の性交渉をスムーズにする為の潤滑油的
役割にも使用できますと処方箋に記載されてました。
さすがフランスと思ってしまったのは私だけでしょうか。。
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避妊薬(ピル)
出産後3週間目より使用開始をし、3ヶ月間使用。
こちらは通常のピルとは違って女性側のホルモンに働きかえるの
ではなく、精子を受け付けない役割があるそうです。
3ヶ月後からは自身の通常使用しているピルを使用してくださいと
の事。
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やっぱりフランスって男女としての関係ありきで話が進み、それは
夫婦として当たり前の事なのだなぁと思ってしまいました。
出産後の体に対してそういうサポートをしっかりするのもまた産院
としての役割なんでしょうね。






退院時の処方箋-bébé編

退院する際に自宅で使用する薬を処方されます。
赤ちゃんには以下の通り。(ネットよりお写真拝借)

ビタミンADEC
こちらは1歳半まで毎日摂取が必要になります。
特に北フランスは日射量が少ないのでDは必須です。
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ビタミンK
血液凝固作用のある栄養素だけれど、体内では作る事が出来ず
完全栄養といわれる母乳にはKが含まれない為これは必要に
なるとの事。こちらは病気予防の為に1ヶ月間週に1度摂取します。
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消毒スプレー
へその緒が取れるまで毎日こまめに消毒します。取れた後も
暫くはこれでお掃除。
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滅菌ガーゼ
上記の消毒スプレーを使用の際はこちらを使用。
目のお掃除にも使いますがコットンのように繊維が肌についたり
目に入る心配がないのでとっても安心です。
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赤ちゃん用はこれでおしまい。
これらの購入にもお支払いは発生しません。
因みにluluが近所のファーマシーにこれらを取りに行ったところ、
“生まれたのねー!”とみんな拍手喝采で喜んでくれたとの事です。
以前伝えていた名前も覚えていてくれたのだとか。
沢山のお客さんを抱える中、なんと嬉しく有り難い事!!



フランスの産院

“フランスの公務員って・・・”

こう言ってため息を漏らしたり、怒りをあらわにする人は多いと思う
し、私自身もそう感じる事が何度かあったけれど、産院に関しては
こんな風に感じた事は1度もありませんでした。

私は公立病院を選択したけれど、病院入り口にある総合受付の
女性はどの人も確かに愛想が悪かった。もう口がへの字にひんま
がってたしwww でもラボの方はもちろん産院の方々は看護師さん
から助産婦、Dr.まで本当にホスピタリティがあり、誰もが赤ちゃん大
好き!って全身からオーラを出して、仏語に不自由してる私にも毎回
とても親切に接してくれたと思います。

流れ作業で仕事をする人なんて1人もいなくて、エコーは助産婦さん
の担当となりますが、毎度たっぷりと40分以上かけて説明を交えな
がらサイズを測り、異常がないかを確認。分からない事はないか、
知りたい事はないか、私自身の体調はどうかなども合わせて聞いて
くれたりもします。Dr.は体の不調をゆっくりと確認してくれ、ジネコ
とは関係のない薬まで処方してくれたりもしました
私が心配性だとわかると常に心配させないように説明をしてくれ
ちょっとした問題も“普通の事よ”と笑顔で答えながらもどうしてそう
なるのかを優しく教えてくれたりも。
こんな時、フランスの産院にかかれてよかったなぁと思えました。

出産時も同じです。陣痛が始まって病院に到着してから退院する
その瞬間まで誰もがお喋りで笑顔を絶やさず、お決まりなマニュア
ルの優しさではない自然な対応をして下さいました。

一番嬉しかったのは出産当日の夜、上手く授乳が出来なくて
tintinが泣いていると丁度通りかかった助産婦さんが丁寧に指導
してくれ、胸が石みたいにカチカチに張っているのに気付いて
対処方法を教えてくれました。初めての夜、慣れない授乳、経験
のない自分の体の変化と心細い事だらけ。フランスの産院は良くも
悪くも放置。きっと日本は親切丁寧に色々指導してくださるのだろう
し説明もあるのだろうけれど、こちらでは私から聞かないと何も説明
がない状態ですが、ひとたび尋ねれば丁寧に丁寧に教えてください
ました。

食事に関してはきっと日本では考えられないような雑さです。
綺麗な器に祝膳とかそんなものないない。出産・入院費が実質
タダなのを考えると贅沢な要求は出来ないですよね。
私は個室を希望したので別途個室料金を支払いましたがそれ以外
何に対しても支払いをしておりません。

朝食は毎度こんな感じですが、日曜はクロワッサンでした。
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朝6時ぐらいからパンを焼くいい香りが漂ってきます。
飲み物はコーヒー、紅茶、ショコラから好きなものを選べますが
私は毎度ショコラを選択。あつあつの牛乳が注がれパウダー状
のショコラを自分で混ぜ混ぜするだけです。

昼も夜もだいたいこんな感じで夜はさらにデザートが付くぐらい。
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この日はくたくたに煮たアンディーブと豚肉のタイムソース。
味は悪くないしお肉のクオリティもまずまず。ただ出産直後に
こういうもの食べるんだーという感想ですね

毎日日替わりでチキンだったり、牛肉だったり、金曜はさすが
お魚でした。(仏では金曜日は魚を食す習慣有)
ソースもきのこソース、ノルマンディー風などなど意外と正統派
だったと思います。

日本でも何度か入院をした事がありますが、フランスの病院も
日本に負けず劣らず清潔で親切で気持ちよく過ごす事が出来た
事に本当に感謝しています。















出産の記録-その2 無痛分娩

その1の続きです。

助産婦さん達が説明したり軽くお喋りをしてくれたりして15分程経過
したところへ麻酔師さん登場。その時だけはluluも分娩室から追い出
されました。 中途半端な知識をネットや知人から仕入れていた私は
針の長さや針を刺す痛みを想像してブルブルと震えてしまいました
が、助産婦さんが震える肩を無言で抱きしめてくれていてくれました。
実際のところ針を刺す痛みは殆ど感じず拍子抜け。
麻酔の準備が出来たところで再びluluが部屋に呼ばれます。
“廊下で助産婦さんから奥さんは勇敢だったと言われたよ”と嬉しそ
うにしてました。麻酔師さんの腕が良かったのか本当に痛みはほと
んど無かったんですけれどね。

20分程で痛みがなくなるはずだからと言われるけれど20分後も痛み
と言うほどでなく収縮を感じる程度の感覚がある旨を伝えるとそれで
はダメと、麻酔量を足されます。それ以降は痛みも収縮も全く感じな
くなり、そのまま眠ってしまいました。その後、何度か子宮口の開き
具合やモニトリング装置をつけていたのでお腹の中の赤ちゃんの
様子を確認したり助産婦さんが出たり入ったり。それじゃぁ、そろそろ
と眠っているところを起こされてバタバタと準備が始まりました。
すでに陣痛がない状態なのに加えて今の今まで眠っていたから
麻酔も効いてぼんやりな私としては“え、今から生むの?”とluluに
確認。

それじゃぁ、となったところで赤ちゃんの心拍が弱くなって来たので
助産婦さんが慌てて医師に電話をかけ二人の医師がオペの仕度
をしてかけつけました。説明によると赤ちゃんがこの子宮の収縮
具合がお気に召さないようで早く出たがっているからもし早く出られ
なかった場合に備えて。。との事。備えてなんなのか?帝王切開?
それとも吸引とかそういう事かな?

とりあえず、こちらの言うタイミングでいきんでください!と言われる
もいきみ方がわからない。。なんせお腹周り全然感覚がないのだ
から。とは言え急がなくっちゃと助産婦さんが言うので踏ん張り台
がついた足にぐっと力を入れて頑張ってみる事3回。(3セット×3回
です。)約10分程で無事に生まれてくれました。
助産婦さんもluluも、出てきた!なんて言うけれど感覚のない私は
え、マジで?と聞いちゃったくらい。
生まれた瞬間はluluがちょっと涙して、それを見て私もちょっとうるう
ると。(←なんせまだ生んだ感覚がない。。しつこいか・・)

予定より10日程早く生まれた少し小さな男の子。
すぐにお腹の上に載せられてしばし2人の時間。その後分娩室の
端にある場所でluluと助産婦さんが生まれたてのtintinに服を着せ
たり少し綺麗にしてくれたり。
それじゃぁ暫くここで休んでいてねと親子3人水入らずな時間を過ご
しました。まだ感動冷めやらぬなluluが小さい赤ちゃんを愛おしそう
に見つめ、なんて小さいの、と何度もつぶやいていました。

それから私が赤ちゃんを抱えてベッドに寝た状態のまま個室にはこ
ばれました。ゆっくりお昼を食べて午後からはのんびりと3人で部屋
で過ごしました。まだ自分が子供を生んだ事、この小さい赤ちゃん
が自分の子だという感覚は全然ないものの、いつもお腹の中で
うにゅうにゅと動いていたのは君か?と思うと本当に不思議な感情
でいっぱいでした。

7月14日、Fête nationale に生まれた男の子。義家族中から
喜ばれ、どこに行っても“おめでたい”と喜んで祝福されます。
これからもずっと皆に祝福される子でありますように。

生まれた日のお昼。部屋で一息ついてからの写真です。
青空に真っ白な雲がいっぱいの気持の良い記念の日。
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プロフィール

coco

Author:coco
お料理が好きなcocoと偏食な仏人夫luluに2016年7月、息子tintinが生まれてバタバタの日々。ガチガチbio人間ではないけれど、出来るだけナチュラルな物を取り入れつつ、前向きな日々が送れればなぁと願いながらパリのはじっこからお届けいたします。

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