パリのはじっこ

パリのはじっこ在住coco、仏人夫と2016年生まれの息子との毎日。美味しい物を食べて丁寧に暮らし、     出来るだけポジティブに!

こつこつ書き溜めました

この記事以前に書いた“妊娠/出産”のカテゴリー。
実は、外出禁止令が出された間にせっせと書き溜めていました。
今となってはどうでもいっかー、なんて思えちゃうのだけれど書いて
置いてよかったな、と思えます。

自分の記録の為、また妊娠中のどなたかのお役に立てればと
思います。 妊娠中は色んな事を検索しまくり、あぁ普通に良くある
事なんだと納得したり、こんな事考えるの私だけじゃないんだなと
安心したりも。

私の妊娠期間の記録です。
興味のある方はどうぞご覧下さい。

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臨月・正産期へ突入


日本式で36週が臨月、37週で正産期となり、37週からはフランス式
でも9ヶ月となります。いよいよ妊婦生活も僅かかぁ~と思うと嬉し
いよりもビクビク

正産期に入って急にお腹が大きくなった様な気もします。
それに合わせて一気に体重も増加して37週を過ぎると妊娠前と
比べると10kg増!これ以上増やさないように必死な気持ちなのに
どうしても食べちゃう制御なし状態でしたが最終的には10kgを
keep。

恥骨の痛みはストレッチのお陰なのか急に軽くなったのだけれど
今度はお腹が重たくて歩くとすぐに疲れてしまう状態に。
お腹も内側からパンパンに張ってカチカチになり、随分と辛い状態
でした。もうスペースが殆どないというのに有り難いかな胎動は
頻繁にあり、そのたびに痛みや不快な感覚を覚えたり。
そして足首と足の甲が象みたいに膨れ上がりもうショートパンツや
スカートは恥ずかしくて穿けなくなりもっぱらチノパン+スニーカーで
過ごしてました。折角暑くなってきて薄着のお姉さんが爽快に
闊歩する中、ノシノシとのんびり歩く自分が悲しくなったり、体の
自由が利かなくて、いつもならさっと出来る事が全然出来なくて
たまに泣きたくなる様な時もありました。
義姉に泣き言を言うと、もうすぐ生まれるってことだから嬉しくなるわよ
ね~とポジティブな発言。羨ましすぎる性格の違い・・・

他にも身の回りでマイナス要因があってストレスを抱えたりしていた
正産期でした。

妊娠製線予防

妊娠線

これは出来て欲しくないですよねぇ。
頑張って対策しても体質によっては出来やすい人もいらっしゃると
何かで読みました。
私は本当に有難い事に最後まで出来ませんでした。

私が読んだものに書かれていたのは、妊娠線の出来る要因として
は、いきなりお腹が大きくなったり、肌が乾燥しているとなりやすい
との事でした。私が使用しだしたのはまだ全然お腹も出てない
3ヶ月(日本式)からです。

後期の終わりの方になって急に大きくなるまでは緩やかにサイズが
変わったので気をつけるべきは乾燥。
もともと乾燥肌な上にフランスに来てから益々乾燥が酷くなったので
とにかく保湿に重点を置きました。 知り合いの美容関係のお仕事を
されている人曰く、フランスの乾燥はハンパないのでクリームだけで
はカバーはされるけれど十分ではなく、オイルだけでは浸透性は
あるけれど持続性はないとの事でW使いが有効だとか。(髪も同じ
だそうですよ) 

そんなわけで、乾燥肌の私は1年を通して使用しているこちらの製品
creme500ml.jpg

これのお陰で冬も乾燥知らずです!夏はちょっとベタつくので
少量もしくは必要な箇所のみに使用してます。
こちらを常にベースとして使い、まずは使いかけでそっぽを向いて
しまったこちらと半量ずつ混ぜて使用。
weleda imoplarge

こちらのオイルがなくなったら、顔や髪に常用しているこちらの
オイルを混ぜて使用
Paspx.jpg

とっても良いのだけれどこれは体にべたべたと使用するには
ちょっと高い、、、ケチって使用して線が出来るのも嫌だしと思い
次はこちらのオイルを購入
weleda imoplarge1

赤ちゃん用だし、余れば赤ちゃんに使えばいいや、と思っていた
のだけれど、こちらはカレンデュラと書かれていても100%ではなく
ベースにごま油などが使用されていてあんまり香りが好きじゃない
のに加え、キク科の為か、肌が敏感になっているときはかゆみが
あるのでとりあえずさっさと使っちゃおう!とせっせと消費。
使い終わったのはもう臨月だったのであとわずかだし、と思い
その後はまたMelvitaのアルガンオイルを使用。

どのオイルもフランスではお手ごろで手に入るオーガニックメーカー
のものです。妊娠線予防専用のクリームもあちこち出していますが
ジネコのDr.曰く普通のクリームやオイルと全く違いはなく自分がいい
と思うものをたっぷり使うのが肝心との事!





葉酸はいつまで?

妊娠が分かってからすぐに処方されたのが葉酸です。
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3ヶ月間摂ってねと言われたけれどそろそろなくなるなぁって時に
Dr.にその後の処方箋について確認するともう要らないわよ!と。

日本の妊婦さんページなどを見ていると“葉酸はずっと摂り続けよう”
と通販ページへのリンクなどがあるので気になって質問すると、
初期の形成には必要だけれどそれ以降摂りすぎると反対に悪影響
を与えるとの事。 主に呼吸器系の病気になる可能性もある為、
先天性の喘息などといった病気になりかねないのだとか。

でももちろん栄養は必要!
Dr.曰くサプリに頼らないよう日々の食事から摂るようにと。
ネットではどんな食材に葉酸が多く含まれるかどこにでも書いてある
から自分の好みの食材を取り入れるようにしてね!と言われました。

商売目的のページが日本の育児サイトには多いなぁとそれ以降も
色々感じる事は多かったですが、実際のところどうなんでしょうね?


食べられない物だらけの仏妊婦生活

妊娠が発覚したら血液検査にてあれこれと
抗体の確認をしますが、私の場合は20年近く低容量ピルを飲んでい
た事もあり、自分の体の状態を確認すべく子供が欲しいと思った段階
でジネコに相談に行ったのでその時に子宮がん検査や一通りの血液
検査を済ませていました。
検査対象はHIV、B・C型肝炎、梅毒、風疹そしてトキソプラズマ。

フランス妊婦生活で一番の問題がトキソプラズマ抗体。
フランス人の80%以上が抗体をもつと言われ、対して日本人の70%
以上がこの抗体を持たないそうです。
抗体が陰性だった私は毎月血液検査に通う事となりました。
幸い感染する事はなかったけれど、毎月結果を見るまではドキドキ。

その他、特に注意が必要なのは魚介に多いリステリア菌や日本でも
食中毒発生率の高いサルモネラ菌。

さて、フランス生活は十分注意しないとこれらの菌への感染率は
非常に高いといわれます。マルシェでは客引きの為に洗ってもない
果物を味見に差し出されるし、レストランでは洗浄されてないサラダ
が提供される、お肉はしっかり焼いてとお願いするも中身が赤いのは
当たり前だし、生乳使用のチーズはあちこちに、そして友人宅に行け
ば生ハムやパテなどのシャルキュトリーを使ったカナッペから始まり、
スモークサーモンや生牡蠣の前菜、メインにはトキソ陰性には禁止と
される羊肉の確立も高い。そして何よりもどこに行ってもアルコールを
頂く機会が非常に多い。クリスマス、パック(復活祭)、お誕生日会、
友人とのパーティや食事会。もう食べれないもののオンパレードなの
でどうか私には気を使わないでくれと初めに何度断った事か、、
ある時など全く食べるものがなかった程。。フランス妊婦さんでも
気にする人も居れば今までも食べてたんだから大丈夫よーと
気にも留めず思いのまま食べてる人も。ちょっとなら、とアルコール
を口にしていた人も見ました。 

私は何かにつけて胃の不調を訴えるし、こういうところは貧乏くじを
引く“運”を持ってるので常に細心の注意を払ってましたがたまに
食いしん坊の欲が抑えられず手を出そうとすると厳しいluluにピシャリ
とやられるという事が何度か。。。
意思の弱い私に厳しいパートナーが付いてたお陰で何とか最後
まで健康で居られました。





子供を持とうか。。

luluと私は東京で出会い共同生活を経て数年後に結婚。
この期間約10年。
ただの1度も子供についてお互い真剣に考えた事がありませんでした。
カップル2人の都会生活は気楽で楽しい。
2人で出かける事もあればそれぞれの友達と別々に出かけ朝まで
遊んで酔いどれてヘロヘロになり始発に乗り込む。
安全な東京では何てことない当たり前の生活。

平日は仕事も忙しかった。家から職場はそう近くもなかったので
朝に夕にと満員の地下鉄にゆられてフランスに比べるとぐっと休みの
少ない会社でしっかりとお勤めを果たす。

こんな生活の中さらに大変なものを抱えようとはあえて思わなかっ
たし、私もluluも結婚したら子供、とか親の為にも孫の顔をなどと
考えるタイプではないので、“子供はいつか欲しいけれど今では
ない!”と悠長な事を考えていました。

そんな生活ともおさらばし、フランスの生活が始まり約2年。
仕事もしてない私、年齢も40歳になり周りに子供が多かった
事、そしてどんどん子供が増えていった事、その他色んな事に
影響・感化され自然と子供が欲しいと思えるようになりました。

生活環境ってとっても大切な事だと思う。
あのまま日本に居たら子供を持たない人生だったかもしれない。
フランスの、子供を生むのは大歓迎です!という姿勢を目の当たり
に感じてやっとその気になった私。
とは言え、年齢が年齢だけにその後子供を授かるのにのんびりと2年
近くかかってしまいましたが。。。(苦労と苦悩がありましたがそれは
記事にするつもりはありません)

既に日本を離れた私が日本の医療制度を批判したり、いったい何を
してるのか分からない少子化対策委員会に文句を言ったり、政府の
政策にケチをつけたり、子供連れママへの風当たりが強いとか、
あれこれと言うつもりはないけれど(←もう言ってるも同然)、フランスに
は子供が多い、その理由は確かにあると感じる事が多々あります。
いや、生んでるのは貧しい移民ばかりだと言う人も居るかもしれない
し、それも事実。でも日本人が“フランス人”と思っている人達も確かに
確実に子供を生み、欲しいと望み、その努力をしている。
利点も欠点もあるだろうけれど、日本ももう少し子供を欲しいと思うカッ
プルに対して開けた社会になればいいのになぁと思います。



顔になる-ファーマシー

当然スーパーにもあれこれ置いてあるんだけれど
フランスで何につけても頼りになるのはあちこちにあるファーマシー。

我が家も近所に行き付けのファーマシーがあるけれど、赤ちゃん
用品をそろえる上で本当にお世話になりました。
普通に点在してるファーマシーは当然割高ではあるのだけれど
きちんとしたアドバイスも欲しかったし、初めくらいはきちんとした
物を購入したいよね、と2人共通の意見。
病院から入院時と自宅での必須商品リストをもらったのだけれど
なんだそりゃ?!ってものがいっぱい。
どんな風に使うのか、こんなもので代用していいのかなどなど
質問は山程。多分フランスでの新生児用品って日本より医薬品的な
物が多いんじゃないかなぁって思う。 日本ではそんな時こういう物を
使うんだけれど、、と言ったらいやいやフランスではそんな風にはして
はいけないとされてるのよとその理由をしっかり説明してくれたりも
します。彼女達はしっかり専門の勉強をしたアドヴァイザーなのです。
赤ちゃんのことに限らずとっても頼れる存在。

フランスの事情も知らない私と赤ちゃんの事なんて何にも知らない
2人だからいつもここでも質問山盛り。 担当の女性からとうとう、
“赤ちゃんが生まれたらもう私達ベストフレンドくらい仲良しになって
る事間違いないわね”と。

顔になる-ベビー用品店

新生児の間は何も買わなくていいわよ
と義姉達に言われていました。新しい物を買いたければもちろん買えば
いいけれど、服なんかは1ヶ月と持たないからねー、と。

既にマタニティ服も義姉からお下がりが回ってきていたけれど、フランス
では赤ちゃんのものは本当にお下がりが多い。親戚、家族それから
友達に至るまで、赤ちゃんが多いこの国では色んな物がぐるぐると
あちこちを回っている。あと数ヶ月であの子に貸してるあれがいらなく
なるはずだから買わずに待っててなどと言われる事もあり本当に大
助かり!! 
とは言え自身でそろえるものもあるので新たに購入するものもあった
けれど出産前に自分達で購入したのは本当に僅かだけでした。

外出禁止令が出たのであまりあちこちへ行けなかったのだけれど
我が家からすぐ近くにあったNatalysには本当にお世話になりました。
店員さんに当たり外れはあったものの足しげく通って店長さんには
本当によくしてもらいました。 赤ちゃん用品の単語なんて殆ど知ら
ない私に加え、赤ちゃん初心者のluluにしたって用語を全然知らない
ので色々質問して伝授してもらうとう良いカモ状態の我が家

店長さんは50代の女性でスラッとオシャレな出来る女風。
2人の子育てを終わらせたとあって若い子よりもアドバイスは的確。
毎度体調を気遣ってくれるのだけれど、妊娠も後期に入った私に
大丈夫、イライラしたりしない?と聞いたところすかさずluluが
それはもともと彼女の性格だから!と。ナヌ?!と思ってると今度
は店長さんが間髪入れず“そんな彼女を選んだのはあなたでしょー”
と笑顔で返してました。 思わず心の中でブラボーの拍手!
仏人女性ってこういうところ素晴らしいわぁ~




パパの自覚芽生える

これはよく言われる事だと思うけれど
女性は妊娠期間中に母親になる自覚が芽生えてくると。

“母親”なんて思えなかったけれど確かに生命が宿っててそれを
私が守ってるという実感は湧いてきますよね。だって身をもってそれを
感じるのだから。
ただ、男性は違うのでしょう。
パートナーが気分が悪いと言ったり、なにをするにもダルそうだったり
気分にムラがあったりともう面倒くさい女性が更に面倒くさくなるんだ
から“何か良い事あるの?”って感じぐらいじゃないでしょうかねぇ?

お友達の仏カップルは彼女の妊娠中に彼がお腹を触りたがらなか
ったと言っていたけれど、我が家のluluも初めはそうでした。
映画みたいにウキウキとお腹に耳を済ませてパパだよーと話し掛け
たり手を当ててうっとりした顔をしたりなんて自分から率先して
行ったりはしなかった。でも、luluってそんな人。
自分からはしゃいだところを見せたりするのが苦手というか恥ずかしい
と言うかなんともニッポン男児的。(最近の日本人男性の方がオープン
かも)
強制もしたくはなかったけれど、夜寝る前は少しお腹触って、と優しく
お願いをするとベッドで横になってから眠りに付くまでお腹に手を当て
てくれるのが習慣になりました。
胎動がますます激しくなっていくにつれて確実に“居る”のを感じる
ようにもなり夜だけでなく胎動の激しさに苦しんでるときもそっと
お腹を触ってくれるようになり、そのうちちょっとふざけて話し掛ける
ようになったりと少しずつ我が子に接しているという事を感じるように
なってきたんじゃないかなぁと思います。

生まれてからは間違いなく可愛がるだろうという想像は出来ていた
けれど、生まれる前からこういう感情を持ってくれたのは本当に
嬉しい事だなぁと思います。
時々面白動画でパパが子供の為に体を張って遊んでるいるのを
見て、luluは体力ないからこんなの出来ないでしょーとコメントする
とtintinの為ならこの位する!と発言した事に驚きもしました。
私にもそういう事言って欲しいわ~

パートナーは宇宙人

妊娠が分かってしばらくした頃、義姉と
話をしててぶわっと涙が溢れた頃がある。

夫婦2人で妊娠を望んでいたにも関わらずluluの反応が随分と冷めて
いたから。血液検査の結果を電話で知らせられた時も、電話を受け取った
luluに担当者が“あなた、間違いなくパートナーですよね?喜んでる”と
知らせる相手を間違ったと思ったのか確認された程。
いやいや喜んでますよ、驚いてるだけって言ってたけれど。。。

この人は冷静な人で人生って楽なもんじゃない、ぬか喜びなんか
して何があるかわからない、と思ってる。

それは分かってるんだけれど二人してキャーって喜びたかったのが
私の本音。 ようやく笑みがこぼれたのはラボで初めてのエコーを
して心音を確認した頃かな。それでも3ヶ月はどうなるか分からない
などと言っていたけれど。

そしてここからは私の我がままなのだけれど。
パートナーが妊娠したらこれからどんな事に気を使わなくちゃいけ
ないのかなんて事をネットで調べたりして気遣ってくれると思って
いたのに(特に初期だし、私はすぐにつわりが始まったし)知らん振り。
その事が不満で義姉と話してるうちに涙が溢れてしまった。
上に書いた事を合わせても何だか喜んでない様な気がしてしまって。

そこで昨年出産を経験してた義姉が言った一言が“私も妊娠してから
パートナーが宇宙人じゃないかと思う事が多々あった”と。
この一言でキョトンとして冷静を取り戻せました。
義姉曰く、話が通じない、気持が全然通じない、理解を全然示して
くれない。今までこんな人ではないと思っていたのにこれはもう思って
る事を全て言葉にしないとダメなんだと悟ったのだとか。
フランス人同士のカップルでさえそうなのに彼らより話し合いが少ない
私達ならなおさらの事。
その後義姉が2人のときにluluに何か助言してくれたのかは分からない
けれど、驚く程の変化を見せてくれました。

少しでも重たいと思うものは無理してでも抱えてくれたり、今までより
率先して掃除をしてくれたりとか。また仏での分からない妊娠事情に
関して分からない事があれば面倒くさがらずにすぐに調べてくれたり
とか。

宇宙人でも話せば分かるという事か!
ではなく、、、やっぱり気持ってちゃんと伝えなくちゃだめなんだねと
再確認した出来事でした。

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プロフィール

coco

Author:coco
お料理が好きなcocoと偏食な仏人夫luluに2016年7月、息子tintinが生まれてバタバタの日々。ガチガチbio人間ではないけれど、出来るだけナチュラルな物を取り入れつつ、前向きな日々が送れればなぁと願いながらパリのはじっこからお届けいたします。

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